先生が学校を休むには?①〜メンタルで休むとは?〜

仕事が辛い

日曜日夕方、明日から仕事が始まり、学校に行かなくては・・・。そう思っても体が重い。月曜日起きたけど体が動かない・・・。仕事を休むのは辛いですよね。でも早めに休んでエネルギーを貯めた方が復帰まで早いです。ここではメンタルで休む症状についてまとめていきたい。

この記事を読んで欲しい人
○学校に行くのが辛いと感じている人
○現在精神の病気で学校を休んでいる人
○現在病気で学校を休んでいるが、復職を考えている人

1 どんな症状があるの?

誰でも仕事をしていると「今日は休みたい」「もう少し寝ていたい」という気持ちになることはあると思います。(もしかして私だけかもしれませんが)
仕事が嫌だなあというのとメンタルがやられて心がやられているというものの違いはなんでしょうか。両者は延長線上にあるのではないかと思います。1日あるいは数日で気持ちが晴れたり、嫌な気持ちになるけど学校に行くと大丈夫だったりする人はまだ自分自身で心の回復を図ることができているのでしょう。一方時間が解決したり、誰かに相談する程度ではどうにもできないケースにまでなると専門家への相談や病院での治療・投薬等が必要になるケースもあります。
最近朝起きるのが辛い食欲がなく、意味もなく涙が出る学校が近づくと胸がドキドキしてくる。通勤したけど校舎に入れない、車から降りられない・・・。目に見える自覚症状が出てくる時は心がかなり疲れているかもしれません。メンタルでの病気はほとんどが目に見えないため、周りに気づかれにくかったり、相談しにくかったりするため目に見える症状になってから初めて病院を予約して病名がつくということも多くあります。きになる症状が続く場合は心の回復を図ることを仕事よりも優先した方がいいかもしれませんね。

2 どんな人がなりやすい?

これまでの自分の仕事上こんな方がメンタルでの病気になりやすいという傾向をあげていきます。
1 真面目な人
2 きっちりしたい人
3 失敗を乗り越えた経験が少ない人
4 やりたいこと、適性があることと今の業務にギャップがある人

1と2はかぶる部分もあります。仕事は真面目にこなす、子供たちを動かす力もある人です。逆に自分の想定以外のことが起こることで心が疲れてしまうことがあります。思うような授業ができなかった、保護者からの意見に対してうまく対応できなかったなどのことから疲れてしまうことがあります。
3の人は初任者などで最近見られます。このような人は「こんなはずではなかった」「思っていたのと違った」などということがあります。これまでの人生経験で失敗せずにうまくできていた人が教師になってみたらうまくいかないことがありつまづき、そこで悩みを抱えるケースです。
4の人は教師としての仕事について適正がないのか、分掌のことで合わないと感じているかなどのケースがあります。もし、仕事についての適性を感じないのであれば思い切って転職等を考えてもいいかもしれません。
いずれのケースでも気持ちを切り替えるのが難しかったり、相談できる相手がなくて吐き出す場がないなど一人で悩むことで状況が悪化することがあります。心が疲れていると思ったら早めに誰かに吐き出せるといいのではと思います。

3 どんな病名がつくの?

メンタルでの病気が疑われて病院に行く場合は心療内科へ行くケースが多いと思います。また、精神科や内科でも診療することもあります。いずれも予約が必要なことがありますので、よく調べてから行くことをお勧めします。病名としては重い場合はうつ病や双極性障害、神経症、また、適応障害やうつ状態などの診断名がつくこともあります。病院によっては薬を積極的に処方する場合と薬を出したがらない場合がありますが、よく医師と相談するといいと思います。
医師の方には怒られそうですが、心の病気は目に見えるものではないため、診断が本当?というものが散見されます。しっかりした医師の方にとって適当に診察する医師は邪魔以外の何者でもないかと思いますが、残念な医師に当たることのないようよく調べたり、セカンドオピニオンをしたりなどきちんと向き合ってくれる医師を探せるといいと思います。

4 まとめ

ここではメンタルで心が疲れてしまう症状についてまとめました。毎日絶好調で仕事をすることはなかなか難しいと思いますが、心が疲れた状態が長く続くと病気につながります。しかも目に見えないために周りの理解を得らなかったり、自分でも納得できないまま仕事を続けさらに悪化することにもつながります。症状が出たら早めに相談できるといいのではと思います。決して自分の弱さが原因ではないです。